【悲報】“出す”のと“抜く”のどっちが簡単⁉正解は○○です‼勘違いが引き起こす損失とは⁉

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こんにちは、こんばんは、おはようございます、junseiです。
パチンコ業界で生き抜くために、良い情報をまき散らしていきます♬

『“出す”のと“抜く”のどっちが簡単⁉』
私がよく店長たちにしてきた質問です。ほとんどの店長たちの回答は…“抜く”でした!経験に裏付けられた自信たっぷりの回答ですwそれなり(全国平均以上)の業績なら、頷ける回答です。少々の売上(稼働)を犠牲にしてでも粗利重視での運用で確実に粗利ノルマをクリアしてきた経験上のものだと思います。

しかしながら、私の見解は違います。
掘り下げてライティングしていきます。

結論:“出す”ほうが簡単‼

ちなみに“出す”手段は“抜く”手段より容易なものがたくさんあります。
パチンコだったら…

  • スタート回数をあげる
  • 通常出玉率をあげる
  • アマモード中の出玉率をあげる
  • 大当たり中の出玉を増やす

スロットだったら…

  • 設定を上げる
  • 回転数を底上げする(ノーマル以外)

など、他にも色々あります。

さらに言えば、“出す”のと“抜く”のとでは「運用幅がちがう」というのが決定的!
例えば、スロットであれば概ね下記の性能です。

  • 下限値である設定①:出玉率 約96%
  • 上限値である設定⑥:出玉率 約119%

対して、営業形態ごとの損益分岐出玉率は、概ね下記の数値となります。

  • 損益分岐10割:損益分岐出玉率 100%
  • 損益分岐11.2割:損益分岐出玉率 約101.5%
  • 損益分岐12割:損益分岐出玉率 約102.7%

図(損益分岐12割)で見ると、“出す”領域と“抜く”領域の違いは一目瞭然です。
“出す”領域の上限値のほうが、損益分岐出玉率からの幅があります。
よって“出す”ほうが簡単‼なのです。

ちなみに、正月営業など絶対に利益を取りたい営業日、ガチガチの“抜く”調整にもかかわらず…赤字⁉という経験、ありませんか?(上手に)“抜く”のはほんと難しいですw

ここから、この質問の本質へと話を進めていきます。
“抜く”ほうが簡単‼と勘違いしていることの危険性です…

勘違いが引き起こす損失とは⁉

「CRぱちんこ必殺仕事人V-S4」
大当り確率:約1/309.1
確変突入率:60%

上記の遊技機はたしか、損益分岐割数10割営業で損益分岐スタートが4.50くらいだった激アマ機種だったと思います。
そんな激アマ機種を「開店やからスタート5.30くらいでええやろ~♬」って運用した大先輩店長がいました(店舗の損益分岐は10割)。
オープンから1週間後「仕事人、開けっ放しやけど、ぜんぜん出んわ~♬」と超上機嫌です。
さらに1週間後「仕事人、閉めても止まらん…(;’∀’)」と涙目に…

結局、“出す”領域で意図せず運用してしまい、“抜く”領域を把握せずにスタートを落としきれない状況となってしまったわけです。意図した運用ならまだしも、取り返しのつかない粗利損失となってしまいました。
出玉率の下限値に限りがあるために、安易に赤字運用してしまった場合、粗利のリカバリーは非常に難しいのです。

まとめ

【機種ごとの運用幅を把握して運用する】ことが重要です。
遊技台は利益を生み出すために導入しています。ただでさえ新台の稼働寿命が短くなっているなかで、初期運用をミスると致命傷です。負のスパイラルまっしぐらです!
スロットはまだ設定で分かりやすいですが、パチンコの場合は複雑なスペックの機種は運用幅がわかりにくくなっています。そのために結果だけみて、フィーリングでの運用になっているのではないでしょうか?
機種選定時、せめて導入前までにはシミュレーション(SISだと簡単に♪)で運用幅を確認しましょう!お客様が提供価値が分からないのは仕方ないとして、店長が提供価値を知らなければ大問題です‼
例えば、そういったことを改善するだけで、利益向上&稼働向上につながるはずです‼

最後までご覧いただき、ありがとうございます!

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